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2007年02月09日

EMoCA 音とアートのコラボレーション

昨日は、かねてから楽しみにしていたパイオニアの総合研究所に
チームHoCAでお邪魔してきた。

そこでは人生二度目のサラウンド体験。
(うーん、またまた感激!!!すごい!の一言)
そして、
パイオニアが10年前に取り組んでいたという、
音と映像のコラボレーションの話や、
エモーショナルな製品づくりとして象徴的な、
サントリーの山崎工場のウィスキー樽で作ったスピーカーなどを見学。
(こういうのはHoCA的だなあって)

今まで知らなかったけれど、
価値の再生や創造は、その昔から行われてきているんだなあ。
(ちなみに、話題のスピーカーは限定数があっという間に売れたとか)

しかし、ご案内していただいた橋本さんいわく、
「10年前は早すぎた」
「今なら受け入れられる土壌ができているかもしれない」
と、おっしゃる。

消費者の嗜好と、技術革新と、経営方針と、社会にとって大切な取り組みって、
なかなか一致しないもんなんだなあ。

ミーティングの後半では、コミュニケーションアートの話となり、
そのもたらす効能や裏づけなんかがテーマに。

たんなる発見や共感だけではなく、
ものごとの捉え方や、ものの見方なんかの再発見が可能となることや、
ロジックとクリエイティブの統合の必要性や、
自分のエモーショナルな部分の活用の必要性を体感できることを説明。

研究所のスタッフとしてはロジックで理解されたいご様子であったが、
ロジックの限界とエモーショナルな部分の可能性は大いに共感いただく。
やっぱサラウンドシステム欲しいなあって思いながら、
研究所を後にした、チームメンバーであった。

投稿者 sunrise : 2007年02月09日 23:05

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